ブログのタイトルは32文字以内で書けとかSEOを意識すべきとかいう情報はネットを見ても溢れかえっていますが、これらは記事のタイトルの話であって、ブログ自体のタイトルの場合は当てはまりません。
実は私も最初はここを勘違いしておりました。
キーワードやSEOは記事の内容で意識し、サイトタイトルは「覚えてもらいやすさ」を重視すべきです。
例えばあなたの記事に興味を持ち、また後で見に来ようと思ったら、なんというサイト名なのか気になりませんか?
次はそのサイト名で検索してあなたのブログに訪れてくれるかもしれません。
ではどういったことを考えれば良いのか、サイトタイトルの決め方についてポイントを説明いたします。
テーマを連想させるワードにする
例えばテーマがラーメンならラー・メン・スープ・麺・レンゲ、ランニングならラン・マラソン・走などの文字を使うなど、少しでもテーマを連想させるものにしておいたほうが良いでしょう。
キーワードやSEOは無視する
冒頭に書いたように、これがちょっと勘違いしがちなところです。
ブログ一つ一つの記事にはどちらも意識すべきものですが、ブログのタイトル自体には不要です。
なお、SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化と訳します。
簡単に言うと、検索エンジンで上位表示させる対策のことです。
キーワードやSEOを意識するとブログタイトルが変に長くなってしまうため、あえて無視して大丈夫です。
日本語表記にする
英語を使う場合はなるべく簡単な英語にし、できればカタカナにした方が良いと思います。
難しい英語にするとサイトタイトルを覚えてもらいにくいためです。
できるだけ短くする
前述の「日本語表記にする」のと同じ理由です。
長いタイトルだと覚えてもらいにくいためです。
例えばパソコンやコンビニのことをパーソナルコンピューターとかコンビニエンスストアなどとわざわざ言わないように、もともと長い単語を縮めて新しい言葉を作り出すのが理想です。
被っているサイトがないか確認する
タイトル名を思い浮かべたら、ググってみてください。
同じタイトルのブログや会社名・製品名などがあったりすると、せっかくファンになってもらった読者があなたのサイトを見つけづらかったりするので被っているものがないか確認するのです。
自分が気に入るものにする
そのタイトルを自分が気にいるかどうかです。
適当なタイトルをつけてしまって気に入らなかったり恥ずかしかったりすると拡散したり、友人に教えたりしにくくなりますので意外と重要なポイントです。
具体例
上記のようなポイントを踏まえて、私が最も秀逸だと思う大手サイト名は「ぐるなび」です。
タイトルからグルメ情報だと連想もできますし、4文字というのも覚えやすいタイトルです。
グルメ+ナビを縮めて作った造語だと思いますが、似たようなことを個人でやるなら、名詞+自分の名前やあだ名がおすすめです。
なぜなら世の中に溢れかえっている名詞と名詞で4文字程度の言葉だとオリジナリティーを出しにくいからです。
例えば、ランナーである〇〇(〇〇はあだ名)という意味で「ラン〇〇」とか、オタクである〇〇という意味で「ヲタ〇〇」などです。
まとめ
以上、あれこれ書きましたが、初心者がブログを始める上で最も重要なのは「自分が気にいるものにする」ということだと思ってます。
なぜなら初心者のブログでどれだけサイト名で検索してくれるファンがつくかもわかりません。
なので、まずは自分が気に入らないタイトルをつけるより自分が気に入っているタイトルをつけた方が自分のモチベーションアップにつながるからです。
まずは気にいるタイトルをつけて、あとでもっと良いタイトルが浮かんだら変更するくらいの気持ちでもいいのではないかと思います。
サイトタイトルなどはそんなものです。テーマ決めとターゲット決めの方がはるかに重要です。
サイトタイトルまで考えたら、次はサイト設計を考えるのがおすすめです。
サイト設計のやり方については次の記事「サイト設計のすすめ!記事を書く前に全体像を考えよう!」を参考にしてください。