前回の記事の最後でお伝えしましたが、リンクの貼り方とそのメリットであるSEO効果についてお伝えいたします。
リンクというのはこの記事の冒頭の「前回の記事」の部分のように、クリックすると他のページに飛ぶ機能のことです。
テキストリンクの貼り方
まずは飛ばしたいページのURLをコピーしておきます。
次に投稿画面から、普通に文字を入力します。
入力したら、リンクにしたい文字を上の図のように選びます。
次に「鎖」のマークをクリックすると、上の図のようにURLを貼り付ける枠が表示されます。
最初にコピーしたURLを貼り付けます。
URLを入力した枠の右側にある「^」をクリックします。
飛ばしたページを違うタブで開きたい場合は、「新しいタブで開く」をクリックします。
最後に「↩︎」マークをクリックするとリンクが貼られ、上の図のように青字に反転すれば完了です。
また、もう一つの方法として文字入力前に「鎖」マークをクリックして、URLを貼ってしまうという方法があります。
その場合はURLが上の図のようにそのまま表示されます。
このままでも使えますが文字の編集も可能なので、日本語表記にした方が良いでしょう。
編集したい場合は、青字の一部を触ると文字の削除と入力が可能になります。
画像リンクの貼り方
テキストと同様に、画像にもリンクを貼ることができます。
やり方は、画像を貼って「鎖」のマークをクリックします。
後はテキストの場合と同じです。
SEO効果について
上手くリンクを貼れば、SEO効果も期待できます。
まず、リンクには外部リンクと内部リンクがあります。
外部リンクとは他のサイトからのリンクであり、内部リンクとは自分のサイトの他のページからのリンクのことです。
外部サイトから被リンクをもらうことでブログの評価は上がります。
しかし、外部サイトは自分で操れないため、リンクをもらう一番良い方法は質の高いコンテンツを作ることです。
以前は外部リンクを増やすためにサイトを増殖させてリンクを送り込むという裏技SEO対策が流行った時期がありました。
しかし、このやり方は現在は通用しません。
通用しないどころか不自然な大量リンクとしてペナルティーを受けてしまいます。
また、仮にこれで検索順位が上がったとしてもコンテンツの中身が伴わなければ滞在時間は短く離脱率が増え、すぐに順位が下がるのは明白です。
こういう裏技を考えるのではなく、質の良い記事を書くことに注力する方が結果的にSEO対策となるのです。
一方、内部リンクは上手く使えばユーザーがサイト内を回遊し、滞在時間が伸びます。
滞在時間が伸びればそれだけ価値のある情報を提供しているブログだと見なされ、Googleからの評価が高まります。
雑記型ではない、専門的なブログであるならば、それぞれの記事につながりがある場合が多いと思います。
例えばこのブログで言うなら、ブログ立ち上げ前から立ち上げ後の流れを順番で説明しているため、記事の最後に次の記事をリンクで明示しています。
その他、説明の途中に以前別の記事で説明した内容があった場合はリンクを貼ってすぐに確認に行けるようにしています。
こうしたことはユーザーの使いやすさ(ユーザビリティー)を考えての設定であって、ユーザビリティーが重視されたサイトはGoogleからの評価も高まることが考えられます。
闇雲に内部リンクを増やすことはユーザビリティーの低下につながるため、あくまでもユーザーを考えた内部リンクの設定をすることが大事です。
また、リンクの記事を別タブで開くかどうかという点についてですが、外部リンクを貼る場合は絶対に別タブにすべきです。
そうしないと離脱されてしまうだけだからです。
では内部リンクの場合はというと、記事の途中に貼ったリンクは別タブにすべきです。
なぜなら戻ってきて続きを読んでほしいからです。
しかし、記事の最後に貼ったリンクの場合は、別タブではない方がユーザビリティーは良いかもしれません。
こうしたことを考えた上で内部リンクを貼るように心がけましょう。
また、ユーザビリティーの観点ではなく、戦略的に内部リンクを貼る場合もあります。
アフィリエイト重視のサイトなら、成約率が高く収益の柱となっている記事(キラーページ)です。
こうしたページに意図的に誘導するリンクを貼っておくことがおすすめです。(もちろん関連する記事からのリンクですが)
例えば私のランニング関連のサイトはランニングシューズのレビューのまとめ記事が最もアクセスを集め、アフィリエイトの成約率も高い記事です。
そのため、その記事を見てもらうために個々のシューズのレビュー記事から、まとめ記事にリンクを送っているのです。
そうすることでユーザーのサイト内の回遊性も高まり、滞在時間も高まり、結果的に成約率やGoogleからの評価も高まって検索順位も上がる仕組みを作れているわけです。
このように、内部リンクについてはユーザビリティーとキラーページを意識しつつ各記事に設定しておくことがおすすめです。
次回の記事では「引用した文章や画像を入れる際の注意点と正しいやり方とは?」について説明いたします。
※本記事は、デバイス:スマホ(iPhone7)・ワードプレス バージョン:5.3.3・使用テーマ:賢威8 の動作環境で解説しています。